“装い” つまり ”ファッション” ほど
人間の文化と深いつながりがあるものは
ないかもしれません。
個の時代と呼ばれる現代、
“装い”の意味はさらに深まりました。
古代より、
装いの文化はどう変化してきたのか。
出雲・大和につたう魅力に触れながら、
考えてみたいと思います。

藍栽培のルーツ?出雲で青空の下に咲くジャパンブルー

出雲地方で「筒描藍染」を行う唯一の工場が、高瀬川沿いにある長田染工場です。島根県指定無形文化財の保持者である四代目の長田茂伸さんと五代目の長田匡央さんの親子二人で、全国でも類を見ない技術を守り続けています。

元祖パワーストーン?!神代の力が宿る青い“玉”

三種の神器は剣、鏡、勾玉であり、その勾玉は「八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)」と呼ばれます。深みある緑が特長の「めのう」「碧玉」に象徴される出雲の勾玉は、ふっくらとした丸みが印象的なデザインで、宮中に献上されたほどです。

伝統工芸をモダンに進化させる 鹿角を通した“つながり”

奈良のシンボルとも言える鹿の角きりは、江戸時代から今日まで、約340年にわたり受け継がれている伝統行事。その角を熟練の加工技術でアクセサリーに仕上げたブランド誕生の裏には、奈良の地域の人と人のつながりがありました。

応神天皇の時代から受け継がれてきた蚊帳織物を、現代風にリデザイン

日本の蚊帳(かや)生地の歴史は、『日本書紀』に記されている応神天皇の時代までさかのぼります。その伝統ある技術を活かし、高いデザイン性で現代に生まれ変わらせたのが、吸収性と汚れ落ちが特徴の「白雪ふきん」です。